花ら102.スミレを好む王妃も 紫背菫
シハイスミレ(紫背菫、学名:Viola violacea)は、スミレ科スミレ属の多年草です。無茎性のスミレです。無茎性とは、地上茎が発達せず、葉や花柄が根元から出る品種です。中部地方以西〜九州の山野の日当たりのよい場所に自生します。
草丈は10cm以下です。葉には長い葉柄があります。葉形はハートを伸ばしたような卵状三角形で、基部は深い心形をしています。葉には光沢があり、表面は緑色で、裏面は紫色です。花色は紅紫色で距があります。唇弁基部は白く紫色の筋が入ります。
スミレを愛した王妃
悲劇の王妃 マリーアントワネットは、ヴェルサイユ宮殿の離宮「プチ・トリアノン」に、バラや矢車菊と共に、スミレ(特に本種とは限らず、スミレ全般)を好み植えていました。
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