花ら105.らんまん残る花 雪割一華
ユキワリイチゲ(雪割一華、学名:Anemone keisueana)は日本原産でキンポウゲ科の耐寒性多年草(宿根草)です。本州中部~四国、九州の低山で林床や林縁に群生します。草丈は15~20cmです。ユキワリイチゲは「雪割一華」という漢字名が体を表すように雪解け直後に雪を割って花茎を伸ばし一輪の花を咲かせます。他の花に先駆けて咲き春を告げる「スプリングエフェメラル(Spring ephemeral(春の妖精)」の一つです。牧野富太郎博士が幼少時から親しみ愛した花です。
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