万138. 実るほど首の垂れる稲穂かな かぎけん花図鑑
イネ(稲)とは
イネ(稲、学名:Oryza sativa )とは、私たち日本人が昔から主食としている植物で、その収穫物のことを「米」と呼んでいます。
インドや、中国などアジア等が原産でイネ科イネ属の熱帯性一年草です。英名ではrice plant。日本全国の田畑や水田で栽培されています。草丈は50~100cmです。
イネの葉と花
8月~9月に緑色の頴花を咲かせます。1つの花の開花時間は1時間と短いです。花後の9月~10月に、黄色い籾殻に包まれた果実(穎果)が成り秋に収穫されます。葉は、ススキ(薄)のように肉厚が薄く細長い披針形で長さは30cm程で田植え時期には緑色ですが収穫期には黄色くなります。
新米とは、古米とは
お米の収穫時期は秋、9月~10月頃であり、食品表示基準では生産・収穫した年の年末、12月31日までに精米・袋詰めしたお米を「新米」と定義しています。従って、新年に精米・袋詰めしたお米は、残念ながら、新米とは定義されません。
一方、「古米」とは、前々年以降の秋に収穫されたお米のことを言います。因みに、一般の会社員の場合、新入社員が入社後一年ほど「新米」ど呼ばれます。
番外
「実るほど首の垂れる稲穂かな」(作者不明)
詠み人知らずで、大筋は以下の通りです。
稲は実れば実ほど重たくなり穂が頭を下げるように、人も立派に成ればなるほど、相手へ敬意を払い低姿勢になるという意味合いのことわざ。
花言葉や詳細は本文へ
■関連ページ
万138. 実るほど首の垂れる稲穂かな かぎけん花図鑑 花日記2023年11月14日(火)
特集 万葉集でよまれた草木 、
イネ(稲、学名:Oryza sativa )、
万137. 項垂れて咲く星形の花 岩煙草 かぎけん花図鑑 花日記2023年11月13日(月)
#イネ #花図鑑 #米 #花 #植物