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つく6 パフィオペデイルム サンギイ(Paphiopedilum sangii)

パフィオペデイルム サンギイ(学名:Paphiopedilum sangii)はインドネシア固有種でラン科パフィオペデイルム属の常緑多年生着生蘭です。比較的最近である1987年に発表されました。

根生葉は長楕円形で淡緑色地に濃緑色斑が入ります。葉の間から出る赤茶色の細長い茎には毛が多数生えており、その先端に魅力的かつ奇妙な花を1つ付けます。
花は、15,6頭身ある超スーパーモデルか、宇宙人?のようにも見えます。
花の構造は上から下に向かって以下のようになっています。

●背萼片(ドーサルセパル、Dorsal sepal)ー1枚、チューリップ頭のように見える部分、黄緑色地で下部に赤茶色の縦線が入る、
●側萼片(ラテラルセパル、Lateral sepal)ー左右に1枚ずつ、両腕のように見える部分、赤紫色で細長い、
●中央部ー人間の胴体のように見える部分
 仮雄蘂(コラム、)ー1個、喉と胸のように見える部分、薄黄色、
 唇弁(リップ、Lip)ー1個、腹と腰のように見える部分、袋状で外側は茶色と黄色、内側は白、

その下に毛むくじゃらの超長い足がついている、といった感じです。

■関連ページ
パフィオペデイルム サンギイ(学名:Paphiopedilum sangii)
ラン科の花
かぎけん花図鑑「特集 魅力的な花」

【花日記】
つくば植物園6(筑波実験植物園)パフィオペデイルム サンギイ(学名:Paphiopedilum sangii)かぎけん花図鑑 花日記2024年3月18日(月)

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