南房総2 ワカメ(若布、学名:Undaria pinnatifida)
南房総に出掛けた時、魚屋さんで生ワカメを買いました。ワカメは褐藻類に属する海藻なので、海中では褐色をしています。皆さんの生ワカメのイメージは「緑色」だと思いますが、ワカメは熱を加えるまで緑色にはなりません。お店で生ワカメとして売っているものは、既に加熱後のワカメなので生ワカメではありません。正しくは「湯通しワカメ」と書くのが正しいです。それでは、こちらの動画をご覧ください。
かぎけん動画 ワカメはゆでると緑色になる
ワカメ(若布、学名:Undaria pinnatifida)は、日本と朝鮮原産で、チガイソ科ワカメ属の褐藻類の海藻です。海の岩に固着し、赤茶色の細長い葉を海中に漂わせます。活きている時は赤茶色で、湯通しすると鮮緑色に変化します。外国では嫌われており、食用とする国は日本と韓国のみです。植物繊維が多く、低カロリーで、血液をサラサラにする効果があり、心筋梗塞や動脈硬化の予防に役立ちます。天然モノは2月の寒い時期が旬ですが、全ワカメの出荷量の1割程度しかなく、殆どは養殖モノで一年中スーパーなどに出回っています。主に、海藻サラダや酢の物、味噌汁の具にして食べられます。
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