筑1 世界最大の花(花序)の果実
ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻、学名:Amorphophallus titanum)とは、スマトラ島(インドネシア)の固有種で、サトイモ科コンニャク属の多年性塊茎植物です。現地の熱帯雨林に自生します。インドネシアの国花とされます。別名で、スマトラ大蒟蒻や、Titanarum、死体花 (corpse flower)、お化け蒟蒻 とも呼ばれます。
花は肉穂花序とその先端にあるこん棒状の付属体、内側先端が暗赤色をした仏炎苞から構成されます。花径は1~1.5m、花序高さは2~3.1mです。1年に1枚、葉を出して光合成で作った栄養を球茎に貯え、7年目に葉を出す代わりに花序を伸ばし、開花日に先端から腐臭を発して甲虫(シデムシ)を呼び寄せます。花の開花は数年に一度で開花時間は2日です。上手く行けば果実が成ります。
世界最大の花(花序)
左2枚:燭台大蒟蒻(Amorphophallus titanum)の花、右1枚:ラフレシア(Rafflesia arnoldii)の花のレプリカ
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ショクダイオオコンニャク(燭台大蒟蒻、学名:Amorphophallus titanum)