富山6 西洋山査子 ‘Paul’s Scarlet’
セイヨウサンザシ ‘ポールズスカーレット’(西洋山査子 ‘Paul’s Scarlet’、学名:Crataegus laevigata ‘Paul’s Scarlet’)は、白花と桃色花を咲かせるセイヨウサンザシ(西洋山査子)の内、桃色花を咲かせる「Crataegus laevigata」の園芸品種です。樹高は5-8m、横幅は4-6m、枝に棘があり、花は濃桃色で八重咲き、秋に赤い実が成ります。英名で、Paul’s scarlet hawthornと呼ばれます。
学名の由来
属名の「Crataegus」はラテン語の「kratos(力、強さ)」+「agein(持つ、運ぶ)」の合成語で、「力強い、強力な」という意味です。種小名の「laevigata」はラテン語で「無毛の」という意味です。
■サンザシと赤毛のアン 文学
赤毛のアンが絶賛する「サンザシ(Mayflowerと書いてあるが)」とは、セイヨウサンザシではなく(誤訳らしい)、別科(ツツジ科)で同じく 「 メイフラワー 」 と呼ばれる「 Trailing Arbutus(アメリカイワナシ、トレイリング ・ アービュタス) 」 と言われます。メイフラワーとは言葉通り「五月に咲く花」のことなので国によって花が異なります。イギリスでメイフラワーと言えば「サンザシ」、アメリカでは「アメリカイワナシ(トレイリング ・ アービュタス)」を指すことから、北米にあるカナダでは「アメリカイワナシ」説が有力です。
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セイヨウサンザシ ‘ポールズスカーレット’(西洋山査子 ‘Paul’s Scarlet’、学名:Crataegus laevigata ‘Paul’s Scarlet’)