薬用植物園の花6 トウキ(当帰、学名:Angelica acutiloba)
芹やシシウドに似た白花を咲かせ、セロリ臭がする。主に漢方薬に使われます。
トウキ(当帰、学名:Angelica acutiloba)は、日本原産で、セリ科シシウド属に属する落葉性多年草です。地下茎(根)を生薬にしたものもトウキと呼ばれます。別名で、ニホントウキ(日本当帰)とも呼ばれます。本州中部地方以北の山地の岩間に自生します。ヤマトトウキ(大和当帰)とホッカイトウキ(北海当帰、学名:Angelica acutiloba var. sugiyamae)は薬用として、北海道、奈良県、和歌山県、兵庫県で栽培されています。草丈は30~70cmで良く分枝し、枝葉は赤紫色で全草にセロリ臭があります。葉は濃緑色で光沢有、2-3回3出羽状複葉、鋸歯、互生して付きます。6月~7月に複散形花序に小さな白い5弁花が集合した10cm程の花序をを付ます。ご弁花は内側に曲がります。薬に使われるのは茎で、秋に収穫して根を湯通しし乾燥させたものが製品となります。
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