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7月の白い花 コクチナシ(小梔子、学名:G. ‘radicans’)

コクチナシ(小梔子、学名:Gardenia ‘radicans’ )とは、東アジア原産で、アカネ科の常緑広葉低木です。クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides、略記:G.)の変種です。関東以西の本州~沖縄に自生します。別名で、ヒメクチナシ(姫梔子、姫梔)とも呼ばれます。

初夏に、枝から伸びた花序に芳香のある純白の花を付けます。花は車形で先端が5裂します。花には一重咲きと八重咲きがあり、一重咲きには果実がつきます。

秋に成る果実が熟しても口を開かないことが和名の由来です。果実は熟すと朱色になります。果実の先端には6本の萼片の名残があります。

クチナシと同様、乾燥させた果実は着色料や食紅、生薬の原料となります。花は香水の材料ともなります。

クチナシとコクチナシの違い

コクチナシ(小梔子、G. ‘radicans’)は普通のクチナシ(梔子、G.)の矮性品種です。

コクチナシ(G. ‘radicans’)は、クチナシ(G.)より樹高が低く、花や葉も一回り小さめです。上に伸びない分、横に分枝し広がります。

クチナシ(G.):樹高は100-150 cm、葉身長:10-15 cm、花径は10 cm、果実長は1.5-2 cm。
コクチナシ(G. ‘radicans’):樹高は30-40cm、葉身長:3-8cm、花径は4-5cm、果実長は1 cm。

詳細と花言葉は本文をご参照下さい。

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7月の白い花 コクチナシ(小梔子、学名:G. ‘radicans’) かぎけん花図鑑 花日記2024年7月7日(日)
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