>杏仁豆腐や中華薬膳でお馴染みの赤い実「クコ」
杏仁豆腐や中華薬膳に使われる赤い実 「クコ」
クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)とは、中国原産のナス目ナス科クコ属の落葉低木です。日本全国の河原や、田畑に自生します。
別名で、Goji berry(ゴジベリー)、Chinese matrimony vine、Chinese desert thorn、Lycium chinenseと呼ばれます。
樹高は1m程で、幹は細く1cm程で、束状に上に伸びると同時に地上を匍匐します。
7~9月、花径1 cm程の漏斗状で先端が5裂した小さな紫色の花を咲かせます。
8~11月に直径1 cm程の赤い卵形~楕円形の液果が成ります。果実の中には、10~20個の種子が入っています。果実にはナスに付いてるような紫色のヘタがあります。
左から、クコの花 → 赤い果実 → 乾燥クコの実 → 杏仁豆腐の上に載ったクコの実(赤いもの)
成熟した果実「クコノミ」は滋養強壮効果があるとされ、 ドライフルーツや、蒸し物や煮物、白粥に入れて薬膳料理としたり、 酒に漬け込んでクコ酒にされます。
若葉はお浸しやクコ飯に、根皮は漢方薬用に、枝に棘が多いので生垣に使われます。
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クコ(枸杞、学名:Lycium chinense)
かぎけん | 果物図鑑
杏仁豆腐や中華薬膳でお馴染みの赤い実「クコ」かぎけん花図鑑 花日記2024年8月1日(木)