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ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)

和名の一部に「鳥名が付く花」です。

ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)とは、南アフリカ原産で、ラン科ステノグロティス属の「ステノグロティス」の非耐寒性常緑多年草である「フィンブリアータ種(S. fimbriata)」と「ロンギフォリア種(S. longifolia)」との種間交雑種です。別名で「ウズラバムレチドリ(鶉葉群千鳥)」と呼ばれるのは、葉に鶉の模様のような黒点が入ることに拠ります。

草丈は15~30cmです。葉はロゼット状で、葉色は、上述したように、緑地に鶉の卵のような黒点が入り、葉身長は10-20cmの槍形で、葉縁には波状鋸歯があり互生して付きます。
9月~10月に、花茎先端から20cmほどの総状花序を伸ばし、ラン形で花径1~1.2cmの千鳥に似たピンクの小花を15~20個程付けます。
唇弁は細長く白~淡紅色地に濃紅色の斑点2列して3段ほど並び先端は3深裂して、さらにその裂片が2つに裂けます。
温室で鉢植えにされます。

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ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)
特集 鳥名が付く花一覧
ムレチドリ(群千鳥、Stenoglottis cv. (fimbriata×longifolia)かぎけん花図鑑 花日記2024年9月1日(日)

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