和名は鳥のホトトギスから、英名はヒキガエルから
和名は鳥のホトトギスから、英名はヒキガエルから
ホトトギス(杜鵑草、学名:Tricyrtis hirta)とは、日本固有種で、ユリ科ホトトギス属の耐寒性多年草です。南関東~四国、九州の山野の少し湿気のある日陰の崖や岩場に自生します。
草丈は30~100 cmです。茎には短い剛毛が生えています。
葉は緑色、長楕円形で、先端が尖り、互生して枝につきます、若葉には油染みのような斑点有ります。
8月~12月、花穂から、花径が3~4 cmで、花弁数が6枚の漏斗状をした紫紅色の斑点のある花を上向きに咲かせます。
用途は、和風の庭園や、家庭の庭、鉢植え、花壇植え、生け花、切り花です、
和名は鳥の不如帰から、英名は蟇蛙から
和名は、花の模様が、カッコウ科カッコウ属の野鳥、「ホトトギス(鵑、鳥類、学名:Cuculus poliocephalus)」の胸にある斑点と似ていることから付けられました。
杜鵑草の英名は、Japanese toad-lilyやtoad-lily ですが、この「toad」とは「ヒキガエル」のことで、杜鵑草がユリ科であり、花の斑点が、ヒキガエル(蟇蛙、toad、学名:Bufo japonicus formosus)の斑点に似ている、ことから命名されました。
ホトトギス柄?のヒキガエル(蟇蛙、toad)、鳥のホトトギス(鵑)、花のホトトギス(杜鵑草)
花言葉と詳しい説明は本文をご覧ください。
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