花名に「蝶」黄蝶が舞ってるような花、黄花の大胡蝶
黄蝶が舞ってるような花
キバナノオオゴチョウ(黄花の大胡蝶、学名:Caesalpinia pulcherrima var. flava)とは、バルバドス~西インド諸島原産で、ジャケツイバラ科カエサルピニア属の蝶形の鮮朱赤色の花を咲かせる熱帯性小低木「オオゴチョウ(大胡蝶)」、の黄色花品種です。「胡蝶」とは蝶の別名です。英名では、Yellow flowers of Caesalpina、Yellow Pride of Barbados、Peacock flowerと呼ばれます。樹高は2〜3 mで、枝に棘が有ります。葉は二回羽状複葉で、小葉は長さ1~1.5 cm、幅0.8~1 cmの楕円状~長楕円状卵形です。
ネムノキ(合歓の木)の葉と似ています。花後に莢ができます。
黄花の大胡蝶と紋黄蝶
左:モンキチョウ(紋黄蝶)、右:黄花の大胡蝶ー花名は、黄色い蝶が舞っているように見える花序から付けられました。
花名の由来
英名で 「Yellow Pride of Barbados」 と呼ばれるように、この花は中米カリブ海に位置するバルバドスの国花です。
属名の「Caesalpinia」は、16世紀のイタリア人植物学者「Caesalpinio(カエサルピーノ博士)」への献名です。
種小名の「pulcherrima」は、ラテン語の「形容詞(pulcher)」の最上級で「最も美しい」という意味です。
変種名の「flava」は、同じくラテン語で「flāvusの(女性形で(黄色い)」と言う意味で、花色を表します。
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