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クリスマスブーケでも人気の赤い実

クリスマスブーケでも人気の赤い実

ヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)とは、ヨーロッパ原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木です。
和名ではコボウズオトギリ(小坊主弟切)、英名ではTutsan(小坊主という意味)と呼ばれます。
「小坊主」とは花後に成るつやつやの果実が小坊主の頭を思わせることに拠ります。

樹高は50~100 cmです。
葉は緑色で長楕円形、鋸歯は無く、茎に互生して付きます。
梅雨時から初夏に、花茎から集散花序を伸ばし3個ほどの黄色い小花を咲かせます。
秋に成る果実は、白からピンク、赤に変化し、萼は落ちずにそのまま残ります。
果実は花束やフラワーアレンジメントに用いられます。年々ながら果実は時間と共に悪臭を放ちます。

花名の由来

花名の「Hypericum」は、ラテン語の「hypericon(雑草の間に生ずる)」という意味です。
種小名の「androsaemum」は、ラテン語で「血」を意味します。

■関連ページ
ヒペリカム・アンドロサエマム(学名:Hypericum androsaemum)
クリスマスブーケでも人気の赤い実 かぎけん花図鑑 花日記2024年12月13日(金)

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