1. HOME
  2. ブログ
  3. かぎけん図鑑
  4. かぎけん花図鑑
  5. 4月1日の誕生花、ソメイヨシノ(染井吉野)

ブログ

かぎけん花図鑑

4月1日の誕生花、ソメイヨシノ(染井吉野)

4月1日の誕生花、ソメイヨシノ(染井吉野)

染井吉野(ソメイヨシノ、学名:Cerasus ×yedoensis cv. yedoensis)とは、日本の春を代表するバラ科サクラ属の落葉高木「サクラ(桜、学名:Cerasus L.)」」の代表品種です。国花がない日本では国花に準じます。日本全国の気象台で開花が観測が行われ春の訪れを告げます。

染井吉野は、「オオシマザクラ(大島桜、学名:Cerasus speciosa)」と「エドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)」の雑種で、明治初年に、東京の染井(現在の駒込)から全国に広まりました。

樹高は最大12m、幹の直径は1m程になります。樹皮は黒い。
葉が出る前の4月、枝から伸びた散房花序に薄桃色の5弁花を4~5個束生させて付けます。
葉の無い状態で花を一斉に咲かせることや、優しいピンクの花の色合いや華やかさ、木に密に咲き、一気に散る散り際の良さが、日本人の好みに合い日本全国で花見が行われます。桜の散る様子は「サクラ吹雪」と呼ばれ、時代劇の「東山の金さん」の背中の入れ墨模様と啖呵で知られます。日本の花見では、桜の木の下や近くに陣取って、飲み物や食べ物を用意して盛大な宴会が開かれます。時期的に新入社員の歓迎会なども兼用されることがあります。「花より団子」は桜を口実に皆で楽しく飲み食いする様子を表します。
秋に落葉しますが、紅葉がイロハモミジ(いろはもみじ、学名:Acer palmatum)ほどではありませんが、美しいです。

染井吉野の後進

しかし、てんぐす病に弱いことなどから、後進の「ジンダイアケボノ(神代曙、学名:Prunus x yedoensis ‘Jindai-akebono’)」や「’コマツオトメ(小松乙女、学名:Cerasus spachiana cv. Komatsu-otome)」にその座を譲りつつあります。

花言葉

花言葉は、「純潔」「優れた美人」です。

■関連ページ
ソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis cv. yedoensis)
4月の誕生花
特集 紅葉・黄葉
4月1日の誕生花、「ソメイヨシノ(染井吉野)」 かぎけん花図鑑 花日記2025年4月1日(火)
#4月1日の誕生花 #誕生花 #桜 #ソメイヨシノ #染井吉野 #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所

関連記事