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特集4 白い花(4月編一覧の2) 

前回の白い花特集1に続きます。 

花の色は、赤や、ピンク、黄色、白など、様々です。これらの花色が異なるのは、花が持っている「色素」が異なることに拠ります。
花に光が当たると、吸収光・透過光と反射光に分かれ、反射光が花色となります。例えば、黄色い色素を持った花に、太陽光が当たると黄色い色素が反射して黄色い花に見えます。他の色の花の場合も同じです。

「白い花」

ところが、白花の花の場合は、色素を殆ど持っていないので、光が乱反射して、光の3原則の法則から白色に見えます。
ただし、これは人間の目による見え方で、昆虫などでは見え方が違うかもしれません。紫外線カメラなどで昆虫の見え方を疑似体験すると良いかもしれませんね。
また、色素とは別に、花の表面にある毛や微細構造により、花色が作られる場合もあります。この問題は別途ご紹介したいと思います。

■関連ページ
特集4 白い花(4月編一覧の2) かぎけん花日記 2024年4月14日(日) 
白い花特集2
白い花特集1 

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