トウモロコシ(玉蜀黍) とは、
イネ目イネ科トウモロコシ属の一年草です。
世界三大穀物の一つ
トウモロコシは、コムギ(小麦)や、コメ(米)と共に世界三大穀物とされます。
茎先に ススキ(薄) の穂のような雄花と、
その下の葉腋に雌花をつけた馬の尻尾のような雌蕊を束にして出します。
風で運ばれた雄蕊の花粉を雌花が受粉する風媒花で、受精した雌花から食用等にされる
果実が出来ます。因みに、トウモロコシの原種は テオシント(Teosinte、豚蜀黍) とされます。
お馴染み、「焼きトウキビ」
果実は、焼いたり、茹でて食べる他、アルコール(バーボンウイスキー)の原料としたり、
コーン油やコンスターチ(澱粉)、トルティーヤというタコスの皮、
スナック菓子(ポップコーン)、鶏等の家畜の配合飼料等の穀物とされます。
品種的には、生食できるものが作種されています。
バイオ燃料用農産物
近年は、バイオ燃料用農産物とされますが、温室ガス削減効果は低いといわれます。
害虫
実を食い尽くすアワノメイガという蛾の幼虫や、葉を食べつくすアワヨトウなどの害虫がいます。
購入したトウモロコシの先端にも生きたアワノメイガの幼虫がいました。
一般名:トウモロコシ(玉蜀黍)
学名::Zea mays Linn.
分類名:植物界被子植物門単子葉植物綱イネ目イネ科トウモロコシ属
別名:トウキビ(唐黍)、Corn(コーン)、スィートコーン(Sweat corn)、
ナンバンキビ(南蛮黍)、メイズ(maize)
原産地:南米アンデス山麓、中米メキシコ
生活型:一年草
草丈:150〜200cm 葉:幅広
開花期:9〜10月 実色:黄・白
用途:生食、焼きトウモロコシ、茹でトウモロコシ、コーンスープ、ベビーコーンなど食用、
家畜の飼料、コーンスターチ、コーンフレークなどの加工食品用、ポップコーンなどの
菓子
主要生産国:米国、中国、ブラジル
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