ベンガル(Bengal tiger)は、スリランカを除くインド亜大陸などのアジア中部の
熱帯雨林や乾燥した森林に生息するネコ目ネコ科ヒョウ属トラ種ベンガル亜種の虎です。
虎の中では中型で水辺を好みます。
主にインドに生息するのでインドトラとも呼ばれます。
温かい地域に生息するので毛足は短く、体色は背中が黄褐色地に黒い縞模様が入ります。
腹は白い。
アジアを代表する肉食獣で、食べ物はアクシスジカやイノシシ(猪)、スイギュウ(水牛)、
魚などです。
環境破壊や、剥製目的の密猟のため個体数が激減しておりIUCNのレッドリスト、EN(絶滅危惧亜種)とされます。
ベンガルトラの白変化種はホワイトタイガーと呼ばれます。
体は白っぽく薄茶色の細い縞模様が入り、目はアイスブルーという澄んだ青で、
鼻先と足裏はピンクです。
世界中で約200頭ほどしか生息していません。
インドでは神の化身とされ姿を見た人には幸運が訪れるとされ、
中国では縁起の良い天の四霊の一つとされます。
別名で白虎(ビャッコ)とも呼ばれます。
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ベンガル(Bengal tiger)
東武動物公園(2011年4月10日)
動物図鑑
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一般名:ベンガル(Bengal tiger)
学名:Panthera tigris tigris
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱獣亜綱食肉目(ネコ目)
ネコ亜目ネコ科ヒョウ属トラ種ベンガル亜種
別名:インドトラ(印度虎)、その白変種はホワイトタイガーと呼ばれます。
分布:スリランカを除くインド亜大陸などのアジア中部 環境:熱帯雨林や乾燥した森林
全長:30cm前後(雄)、250cm前後(雌) 体重:210kg前後(雄)、130kg前後(雌)
背色:黄褐色地に黒い縞模様が入りアムールトラより濃い色をしている(ホワイトタイガーは白)
腹色:白
毛足:短
食べ物:アクシスジカやイノシシ(猪)、スイギュウ(水牛)、魚など
繁殖方法:胎生 妊娠期間:3〜4ヶ月 一度に雌が産む仔の数:3〜4仔
寿命:15年(野生下)、20年(飼育下)
特記:野生の生息数:2000〜3000頭 IUCNのレッドリスト、EN(絶滅危惧亜種)
ホワイトタイガーはベンガルトラの白変種です。
体は白っぽく薄茶色の細い縞模様が入ります。目の色は青。鼻先&足裏色:ピンク
世界中で200頭ほどしかいません。
インドでは神の化身とされ姿を見た人には幸運が訪れるとされ、
中国では縁起の良い天の四霊の一つとされます。
別名:白虎(ビャッコ)
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