別名:アカオボア(赤尾Boa)、ボアコン(Boa con)Red tailed Boa(レッド・テイルド・ボア)
ボアコンストリクター(Boa constrictor)とは、中南米を代表する有鱗目ヘビ亜目ボア科ボア属のヘビです。
中央アメリカ、南アメリカ北部、中部、アルゼンチンのサバンナや熱帯雨林の草原や森林、民家に近くに生息します。
無毒でおとなしい性格の蛇で、雌は雄より大きくなります。
頭が小さく胴体は太く、鱗が非常に細かく、尾は比較的短く、付け根に爪の名残があります。
体色は薄茶色地に濃褐色の斑のあるものや、黄金色地に黒斑のあるものなど、地域によって色彩や鱗数が多様です。
大蛇のイメージがありますが最大でも5mにしかならず、6mになる
ビルマニシキヘビ(ビルマ錦蛇)
などに比べると小さいです。
幼体時には樹上で生活しますが、成体となるにつれて地表で生活するようになります。
夜行性で、食べ物はネズミなどの小型の哺乳類や、鳥類、オオトカゲなどの爬虫類を捕食する肉食性動物です。
名前の一部にあるconstrictとは、締め付けるという意味で、獲物に飛びついて噛み付き、自分の太い胴を巻き付けて窒息死させ、
飲み込みます。繁殖は胎生で、胎内で卵を孵化させ、雌が一度に産む仔の数は10〜60匹で、45〜50cmの仔を出産します。
アルゼンチンの亜種は国際条約により厳しく保護されています。
一般名:ボアコンストリクター(Boa constrictor)
学名:Boa constrictor
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門爬虫綱有鱗目ヘビ亜目ボア科ボア属
別名:アカオボア(赤尾Boa)、ボアコン(Boa con)、Red tailed Boa(レッド・テイルド・ボア)
生息分布:中央アメリカ、南アメリカ北部、中部、アルゼンチンのサバンナや熱帯雨林 環境:草原、森林、民家に近く
全長:2.5〜5m 雌雄:雌の方が雄より大きくなる
体色:薄茶色地に濃褐色の斑のあるものや黄金色地に黒斑のものなど多様
毒性:無 性格:おとなしい 行動:夜行性
食べ物:ネズミなどの小型の哺乳類、鳥類、オオトカゲ等の爬虫類等肉食性
繁殖形態:胎生 雌が一度に産む仔の数:10〜60頭 孵化した仔の大きさ:45〜50cm
特徴:鱗が非常に細かく、尾は比較的短く、付け根に爪の名残がある
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