ドールシープ(Dall Sheep)は、アラスカの急峻な山岳地帯に生息するウシ目ウシ科ヤギ属の野生の羊です。
ドールシープには2亜種があり、北部に住む毛の白い基亜種が Ovis dalli(写真)で、
他に南部に住む毛が褐色の亜種 Ovis stonei がいます。
小さな群れで生活し、急な岩山や崖を俊敏に駈けることが得意です。
食べ物は草や苔類です。
雄には長くて太くカールした立派な角があり、それで群れ内の序列がある程度決まりますが、
繁殖期になると雄は角を突き合うホーニングを行ない序列を決定付けます。
角は雌にもありますが、数センチと短いです。
初夏〜夏、雌はオオカミやコヨーテなどの外敵から襲われる危険が少ない急峻な崖で1仔を出産します。
一般名:ドールシープ(Dall's、Sheep)、学名:Ovis、dalli、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱ウシ目ウシ亜目ウシ科ヤギ亜科ヤギ属、別名:ホワイトシープ(White、sheep)、Dall、big、horn(ドールビッグホーン)、Thinhorn、Sheep、Sheep、dalli、、原産地:アラスカやカナダ北西部 環境:乾燥した急峻な山岳地帯、体長:150cm(雄は雌より大きい)、体重:70Kg 角:1m 尾長:10cm 毛色:全身白 角:雌雄共にあり 角長:1m(雄)、数cm(雌) 外敵:狼、オオカミやクマなど、備考:角の年輪から年齢が分かる
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ドールシープ(Dall Sheep)
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