エゾシカ(蝦夷鹿)

【かぎけんWEB】
動物図鑑 
エゾシカは偶蹄目シカ科シカ属ニホンジカ種エゾシカ亜種の日本最大の鹿です。
別名:Hokkaido Shika Deer

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エゾシカ(蝦夷鹿)とは、北海道の固有種で、偶蹄目シカ科シカ属ニホンジカ種のニホンジカの1亜種です。 日本にいる鹿の中では最大となります。
体毛は夏は茶褐色地に白い鹿の子模様があり、冬は灰褐色で、体形はほっそりしています。
雄鹿の頭には3叉4尖(分岐が3つ先端が4つ)の骨で出来た2本の角が毎年4月に生え変わります。 雌には角はありません。ちなみに、偶蹄目で雌に角があるのはトナカイだけです。 小集団で生活します。 繁殖は胎生で、6月に出産します。一度に雌が産む仔の数は1頭です。 食べ物は草食性のでイネ科植物などの草本や木の葉、冬場は雪下にある笹や枯葉、樹皮、木の枝先を食べます。
天敵はヒグマ(樋熊)や狼ですが、狼は既に駆除されてしまいエゾシカの頭数が多くなり木の樹皮を剥がして木枯れが起きエゾシカもまた駆除の対象となっています。

日本で見られる鹿には、 奈良公園や宮島にいるホンシュウジカ(本州鹿、C.n.centralis)、九州・四国のキュウシュウジカ(九州鹿、学名:C.n.nippon)、沖縄県慶良間諸島ケラマジカ(慶良間鹿、学名:C.n.keramae)、対馬のツシマジカ(対馬鹿、学名:C.n.pulchellus)、鹿児島県馬毛島のマゲジカ(馬毛鹿、学名:C.n.mageshimae)、鹿児島県屋久島のヤクシカ(屋久鹿、学名:C.n.yakushimae、小型で雄でも体重が40Kg程)の七種がいます。

一般名:エゾシカ(蝦夷鹿)
学名:Cervus nippon yesoensis
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱偶蹄目(ウシ目)シカ科シカ属ニホンジカ種エゾシカ亜種
別名:Hokkaido Shika Deer
生息分布:北海道 環境:森林と草原
体長:100〜190cm(雄)、100〜150cm(雌) 体重:50〜150kg(雄)  角の種類:枝角(骨で出来ており毎年生え変わる) 落角・再生期:4月  雄鹿の角長:60cm 形状:3叉4尖 角数:2本  体色:茶褐色(夏)、灰褐色(冬) 体形:ほっそり  生活:小集団で生活 食べ物:フキ、イラクサ、笹やイネ科の植物、春楡などの広葉樹の樹皮  鳴き声:フィーヨー(雄)  天敵:キツネ(小鹿が狙われる)、昔は狼(絶滅)などの肉食獣、交通事故  繁殖方法:胎生 繁殖システム:ハーレム制  雌の性成熟:2歳 交尾期:10月下旬〜11月上旬一度に雌が産む仔の数:1頭  出産時期:6月  用途:鹿肉、なめし革(セーム皮)、角の加工品、剥製、漢方薬(角)、狩猟対象  特記:天敵の狼が居なくなり固体が増えすぎて農産物や樹目への被害が増え狩猟の対象とされている。

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