フェネック(Fennec)は、北アフリカの砂漠に生息する
ネコ目イヌ科キツネ属フェネック種の小さな肉食動物です。
イヌ科では最小で、体重は僅か1.5Kgしかありません。
また、キツネ属の動物、いわゆる、キツネの仲間なので尖った耳をしています。
生息地の砂漠は、気候が日中は暑く、夜間は冷え込み一日の温度差が激しいため、
体中、足裏まで体毛に覆われています。
体毛により昼は直射日光が遮られ、夜は体が保温されます。
体毛は砂漠の砂色と同化した褐色をしています。
また、暑さ抑制のため耳から放熱を行えるよう体に比べて大きな耳を持っています。
一般名:フェネック(Fennec)
学名:Vulpes zerda
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱ネコ目(食肉目)裂脚亜目イヌ科キツネ属フェネック種
別名:−
生息分布:北アフリカやアラビア半島 環境:砂漠の地中にある巣穴
体長:40cm前後 体重:1.5Kg 尾長:20cm程 肩高:20cm 耳長:15cm
体毛色:褐色 脚数:4本 顎:長い
食べ物:齧歯類や、イナゴ、サソリ、トカゲなどを主食とし葉や果実も食べる肉食主体の雑食性
社会性:家族単位で集団生活 行動:夜行性
繁殖方法:胎生 妊娠期間:1ヶ月半〜2ヶ月 一度に雌が産む仔の数:2〜5仔
寿命:10年(飼育下) 用途:動物園、ペット
特徴:砂漠に生息しているので足裏まで毛皮で覆われ、体毛は砂色に同化させた褐色をしている。
砂漠の気候は日中は暑く、夜間は冷え込み一日の温度差が激しいため、
昼は直射日光から体を毛皮で遮り、夜は毛皮で体を保温している。
また、暑さ防止のため耳から放熱を行えるように耳は大きい。
ワシントン条約の追加条項(付属書II)
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フェネック(Fennec)
サンシャイン国際水族館(2010年7月4日)
動物図鑑
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