ジェフロイクモザル(Geoffroyi蜘蛛猿)は、メキシコ等、中央アメリカ熱帯森林の樹上に生息するサル目クモザル科クモザル属の猿です。
アメリカに生息しているので、新世界猿と呼ばれます。
鼻穴が外側を向いており、鼻穴の間隔が広いので、広鼻猿類に分類されます。
ジェフロイクモザルは、体は暗褐色をしており小さくて細く、
手足や尾は細長いので蜘蛛猿と呼ばれます。
また、手が黒いので 'Black Handed Spider Monkey' とも呼ばれます。
ジェフロイクモザルの手には親指がありません。
尾が発達し、尾で物が掴めるので、第5番目の足と呼ばれます。
尾の先端の裏側は無毛で、指の指紋に当たる、尾紋があり、1匹ずつ異なります。
小集団で生活し、昼間行動して、果実や若葉、種子、昆虫などを採食します。
一般名:ジェフロイクモザル(Geoffroyi蜘蛛猿)
学名:Ateles geoffroyi
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱サル直鼻猿亜目真猿下目広鼻小目クモザル科クモザル亜科クモザル属
別名:アカクモザル(赤蜘蛛猿)、チュウベイクモザル(中米蜘蛛猿、Central American Spider Monkey)、Geoffroy's Spider Monkey、Black Handed Spider Monkey
分布:南メキシコやパナマ等の中央アメリカ 環境:熱帯森林の樹上
全長:40〜60cm 尾長:50〜90cm 体重:5〜6Kg 体毛色:暗褐色、赤褐色 腹色:白っぽい 社会性:集団生活 行動性向:昼行性 食べ物:主として果実、他に若葉、種子、花、昆虫 一度に雌が産む仔の数:1〜2頭 特徴:体が細く、手足はさらに細長い、手に親指が無い、尾の先端裏側は無毛で物を掴め、尾紋(指紋のようなもの)がある
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