コビトカバ(小人河馬)は、偶蹄目(ウシ目)カバ科コビトカバ属の動物です。
リベリアやギニアなどアフリカ西部の熱帯雨林にある沼などの湿地に生息しており、普通のカバより、遥かに小さいカバです。
体色は背中が光沢のある黒色、腹部は肌色をしています。夜行性の動物で、食べ物は草や、木の葉、果物です。天敵は、ライオンなどの猛獣です。胎生で繁殖し、雌が一度に生む仔の数は隔年で1頭です。妊娠期間は約半年、寿命は15〜20年ほどです。
世界の四大珍獣の一つとされます。ちなみに、四大珍獣とは、
オカピ(Okapi)、
コビトカバ(小人河馬) 、
ジャイアントパンダ、
ボンゴ(Bongo)
とされます。
(社)日本動物園水族館協会(2010年1月2日現在)の統計によれば、コビトカバがいる日本の動物園は、上野動物園、東山動物園、和歌山アドベンチャーワールドの3園でのみとされます。
一般名:コビトカバ(小人河馬)
学名:Choeropsis liberiensis
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱ウシ目カバ科コビトカバ属
別名:Pygmy Hippopotamus(ピグミー・ヒポポタマス)
原産地:リベリア、ギニアなどアフリカ西部 生息地:熱帯雨林の湿地
体長(頭胴長):160〜180cm 肩高:75〜100cm 体重:160〜270Kg
体色:光沢のある黒色(背)、肌色(腹)
行動:夜行性 食べ物:草、木の葉、果物 天敵:ライオン
繁殖方法:胎生 一度に雌が生む仔の数:1頭/隔年 妊娠期間:6ヶ月〜7ヶ月 寿命:15〜20年
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コビトカバ(小人河馬)
上野動物園(2010年1月2日)
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