キュウシュウジカ(九州鹿) は、九州固有亜種のウシ蹄目シカ科シカ属の鹿です。
ニホンジカは、北海道のエゾシカ、本州のホンシュウジカ、九州・四国のキュウシュウジカ、
九州・沖縄諸島のツシマジカ、ヤクシカ、ケラマジカ、アゲジカの
7亜種いますが、その内の一亜種で九州・四国の山中に生息します。
ホンシュウジカに比べるとやや小さいです。
シカに限らず動物は北方に行くほど大きくなります。
夏毛は茶褐色地で、冬毛は濃灰褐色地になります。
子ジカの白い斑点は大人になると消えます。
草や木の葉、樹皮などを食べる草食性です。
角は雄だけにあり毎年生え変わる。
出産期は5〜7月で、一度に出産する子の数は一子です。
外敵から子を守るため母親は生まれたばかりの子ジカを草むらに隠し
授乳時にだけ会いに行きます。ある程度成長した後は一緒に行動します。
一般名:キュウシュウジカ
学名:Cervus nippon nippon
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱偶蹄目(ウシ目)シカ科シカ属
別名:Kyushu sika deer
原産地:九州・四国 生息環境:山中
体長:120cm 体重:60Kg(雌)〜80kg(雄) 肩高:80cm(雌)〜100cm(雄) 尾長:10cm
食性:草、木の葉、樹皮などの草食性
夏毛:茶褐色地に白い斑点(子) 冬毛:濃灰褐色地で斑点無し。
出産期:5〜7月 一度に出産する子の数:一子
特記:九州/日本固有亜種
特徴:ホンシュウジカと同種だがやや小さい。
生まれたばかりの子ジカを草むらに隠し授乳時だけ会いにくる。
成長した後は一緒に行動する。
角は雄だけにあり毎年生え変わる。
白い斑点は大人になると消える。
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