ミスジマイマイ(三筋蝸牛)とは
ミスジマイマイ(三筋蝸牛、学名:Euhadra peliomphala)とは、野原等の地面〜樹木の湿った場所に生息する綱柄眼目オナジマイマイ科マイマイ属ミスジマイマイ種の陸性巻貝です。
関東地方の疎林の地面や樹上に生息する殻径4.5cm程のカタツムリです。
関東、伊豆諸島に生息する蝸牛で殻が右巻きのものには、ミスジマイマイとその亜種であるシモダマイマイ(下田蝸牛)、
トラマイマイ(虎蝸牛)、クノウマイマイ(久能蝸牛)があります。
殻は丸く平たく右巻きで茶色地には褐色の縦縞帯があり、細い横縞の溝(火炎)が多数あります。
軟体(本体)部はナメクジに似ていますが、ナメクジと異なり螺旋状に巻いた薄い殻を持っています。
カタツムリは這って移動するため長距離を移動出来ず、そのため地域性に依存しし土地固により種類が異なります。
雌雄同体ですが1個体だけでは繁殖せず、2匹が交尾しお互いの精子を注入し産卵を行います。
尚、カタツムリは広東住血線虫という寄生虫の宿主になることがあるので、取り扱いに注意が必要です。
一般名:ミスジマイマイ(三筋蝸牛)
学名:Euhadra peliomphala
分類名:動物界軟体動物門腹足綱有肺亜綱柄眼目オナジマイマイ科マイマイ属ミスジマイマイ種
別名:デンデンムシ、マイマイ・カタツブリ、Land snail
分布:関東地方の野原、林、水辺 環境:地面〜樹上
殻径:4.5cm 殻高:2.5cm 殻形:丸く螺旋状に右巻の巻貝
本体(軟体)色:暗茶色 殻色:茶系に柄模様 繁殖期:4〜10月
食性:草食 雌雄同体 特徴:関東域に生息し殻が右巻き
殻径:1〜5cm 体色:通常、茶系に柄模様(無地の場合もあり)
特徴:丸く螺旋状に巻いた巻貝
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