パタスザル(Patas猿)は、中央アフリカのサバンナ〜半砂漠の低木地に生息する
霊長目オナガザル科パタスザル属の猿です。
本種のみでパタスザル属を成します。
一夫多妻で、20〜30頭の群れで生活しています。
昼は林床で生活し、夜は樹上で休みます。
体形は、四肢が長くスマートです。
体毛は、頭〜背〜腰〜尾は赤茶色で、腹側は灰色っぽい。
顔は肌色で白い口髭と頬髯があり、歯に犬歯があります。鼻色は暗灰色をしています。
霊長類中で最も足が速い
ライオンやハイエナなどの肉食獣から身を守るためや、
食べ物を求めて広大な距離を移動するため、時速50〜55Kmで走ることができます。
果物を好み、種子、根の他、昆虫、トカゲなどの小動物を食べる雑食性です。
性質はおとなしいです。
一般名:パタスザル(Patas猿)
学名:Erythrocebus patas
分類名:霊長目直鼻猿亜目狭鼻下目オナガザル上科オナガザル科オナガザル亜科パタスザル属
別名:Patas Monkey(パタス・モンキー)、Patas(パタス)、ニスナス (Nisnas) 、
ミリタリーモンキー(Military monkey、軍隊ザル) 、Red monkey(レッドモンキー)
分布:中央アフリカ 環境:サバンナ〜半砂漠の低木地
生活:地上性 全長:60〜80cm(尾を除く) 尻尾:50〜70cm
体形:四肢が長くスマート
体重:15Kg(雌)〜25kg(雄)
体毛色:頭〜背〜腰〜尾は赤茶色、腹側は灰色っぽい。
顔:肌色で白い口髭と頬髯がある 鼻色:暗灰色 歯:犬歯ある
走行時速:速い(50〜55Km/h)
食べ物:果物を好み、種子、根の他、昆虫、トカゲなどの小動物を食べる雑食性
夫婦:一夫多妻 小群数:20〜30頭 行動:昼行性
妊娠期間:6ヶ月
一度に雌が産む子の数:1子
性質:おとなしい 寿命:20年
■関連ページ
パタスザル(Patas猿)
かごしま動物園(2012年5月5日)
動物図鑑
麹町便り
memo
|