セスジキノボリカンガルー(背筋木登りKangaroo) は、ニューギニア島中部の熱帯雨林に住むフクロネズミ目カンガルー科キノボリカンガルー属のカンガルーです。
前足や爪が発達しておりカンガルーにもかかわらず木登りが得意で、主に樹上で生活をします。
全身が赤茶色で尻尾は長く、背中に縦縞の施毛があり、寝るときは体を丸め施毛が上に来るようにして寝ることにより雨を地面に流し地肌が濡れるのを防ぎます。生息地が熱帯雨林なのでこの毛が役立っています。
名前の由来は、この背にある施毛が筋状になっておりこと、木に登るカンガルーであることに因みます。
夜行性で昼は樹上で寝ています。
一般名:セスジキノボリカンガルー(背筋木登りKangaroo)
学名:Dendrolagus goodfellowi
界門亜門綱目科属:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱獣亜綱フクロネズミ目(有袋目)カンガルー科カンガルー亜科キノボリカンガルー属
別名:Goodfellow's Tree Kangaroo
原産地:ニューギニア島の中部 環境:低地〜熱帯雨林
体長:60〜75cm 尾長:80cm 体重:8kg 体色:全身赤茶色で顔は薄茶色 尻尾色:薄茶 手の一部:薄茶
生活:番 行動:夜行性(昼は樹上で睡眠)
餌:木の葉、実、根 繁殖:胎生
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ズーラシア(2011年03月27日)
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