ゼニガタアザラシ(銭形海豹)とは、日本に唯一定住する
食肉目アザラシ科ゴマフアザラシ属の大型アザラシです。
雄の方が雌より少し身体が大きいです。
海生の哺乳類で、水中では単独で行動し、日光浴に海岸で群れて過ごします。
食性は肉食で、魚や、タコやイカ等の軟体動物、海老等の節足動物を捕食します。
ゴマフアザラシ(胡麻麩海豹)
と同じ仲間ですが、ゴマフアザラシが氷上で白い新生児を出産するのに対し、
ゼニガタアザラシは岩場で黒い(しかも成体と同じ銭形模様付きの)新生児を出産します。
また、成体の体表は、ゴマフアザラシは濃灰褐色地に黒い小斑点が付いているのに対し、
ゼニガタアザラシは白い輪状の斑紋を付けています。
一般名:ゼニガタアザラシ(銭形海豹)
学名:Phoca vitulina
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱食肉目アザラシ科ゴマフアザラシ属
別名:Harbor Seal(ハーバーシール)
分布域:北海道東部の太平洋側〜大西洋沿岸 環境:岩場や岩礁
体長:120〜200cm 体重:50〜170kg
食性:魚やタコやイカ等の軟体動物、海老等の節足動物
寿命:30年
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ゼニガタアザラシ(銭形海豹)
丸山動物園(札幌市、2008年12月21日
動物図鑑
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