ダルマワシ(達磨鷲) とは、アフリカのサハラ砂漠以南の森林やサバンナに生息するタカ目タカ科ダルマワシ属の猛禽類で顔と脚が赤くずんぐりした体形をしています。
嘴先〜尾先までの全長は60cm程で、翼開長は180cm程になります。
頭〜腹〜腿は黒く、背中は茶色、顔と足は赤、虹彩は茶色、首周りは茶色い。
尾羽は極端に短く、翼は幅広で長い。
羽色は雌雄で異なり、雌の翼には白い部分があり、雄では黒い。
長距離の低空飛行が得意で一日300Kmも飛行します。
頭と目が大きく他のワシより寸胴で赤ら顔なのでダルマという名前が付けられました。
強力な足、鋭い爪でネズミなどの小さな哺乳類や小鳥、ヘビやトカゲ等の小型の爬虫類や、
昆虫等を捕食する肉食性動物です。
繁殖は産卵で行い、樹上に大きな巣を作り、一度に1個の卵を産み育てます。
寿命は30年程です。
一般名:ダルマワシ(達磨鷲)
学名:Terathopius ecaudatus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱タカ目タカ科ダルマワシ属
別名:Bateleur、Aguia bateleur、短尾鷹
分布:中央アフリカ〜東・南部アフリカ 生活環境:森林やサバンナ
全長:60cm(嘴先〜尾) 翼開長:180cm
体色:頭〜腹〜腿は黒く、背中は茶色、顔と足は赤、虹彩は茶色、首周りは茶色
体形:顔が赤く頭と目が大きく他の鷲より寸胴で達磨に似た風貌、
獲物を捕まえる強力な足指、鋭い爪、鉤型に曲がった嘴、
尾羽が極端に短い、翼は幅広で長い、長距離の低空飛行が得意で300Km/日飛ぶ
羽色:雌雄で異なり、雌の翼には白い部分があり、雄では黒い。
食性:ネズミなどの小さな哺乳類や小鳥、ヘビやトカゲ等の小型の爬虫類、
昆虫等を捕食する肉食性
繁殖方法:産卵 営巣:樹上に大きな巣を作る
一度に雌が産む卵の数:1個 孵化期間:約2ヶ月
寿命:30年
■関連ページ
ダルマワシ(達磨鷲)
上野動物園(2011年1月3日)
鳥図鑑
鳥・トリ・とり
memo2100
|