ホオアカトキ(頬赤朱鷺)は、モロッコなどアフリカ西海岸の乾燥地の崖に
集団で営巣するコウノトリ目トキ科属の野鳥です。
体色は黒っぽく、顔は肌が剥き出しでピンク、禿げた頭の後方に房状冠羽があり、
濃桃色の嘴は細長くてゆるやかに湾曲し土中や石下に潜むアリ(蟻)やイナゴなどの昆虫を捕食する
のに便利です。生息地では数が減り絶滅危惧種に指定されているので、
動物園で繁殖が試みられ成功しています。
トキ科の鳥には、
ショウジョウトキ(猩々朱鷺)などがいます。
一般名:ホオアカトキ(頬赤朱鷺)
学名:Geronticus eremita
別名:Northern Bald Ibis
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱コウノトリ目トキ科
生息分布:モロッコやトルコなどのアフリカ西海岸の乾燥地 環境:崖、岩場
体長:80cm 翼開長:40cm 雌雄同色 体色:黒っぽい 顔:剥き出しになったピンクの肌
頭部:禿げた頭の後方に房状冠羽がある。
嘴・脚色:赤 嘴形:土中や石下に潜む昆虫を捕らえるのに便利な細長くてゆるやかに湾曲
社会性:集団で生活 食性:イナゴや蟻等の昆虫
繁殖方法:卵生 繁殖地:アフリカ西海岸の岩場
営巣:崖上 一度に雌が産む卵数:2〜6個 抱卵期間:1ヶ月 雛の巣立:1ヶ月半
特記事項:絶滅危惧種
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