カンムリシロムク(冠白椋)は、バリ島(インドネシア)のサバンナ林に
生息する固有種のスズメ目ムクドリ科カンムリシロムク属の小鳥です。
全身白地で、眼の周囲は肌が露出し鮮青色をした美しい鳥です。
行動は昼行い、昆虫や、果物、小動物を食べます。
ペットにするための捕獲や森林伐採などで絶滅寸前まで減っていますが、
施設で繁殖されバリ島に帰す取り組みが行なわれています。
一般名:カンムリシロムク(冠白椋)
学名:Leucopsar rothschildi
分類名:動物界脊索動物門鳥綱スズメ目ムクドリ科カンムリシロムク属
分布:インドネシアのバリ島の一部 環境:サバンナ林
別名:ジャラック・プティ、Rothschild's Mynah
全長:25cm 体重:120g 体色:全身白地で、眼の周囲の皮膚が裸出し鮮青色、頭に冠羽がある
風切羽色:白地で初列先端と尾羽先端は黒 雌雄同羽色
嘴色:橙色っぽい 足色:灰色 鳴き声:キーキーという甲高い鳴き声
食べ物:昆虫や、果物、小動物などの雑食性 活動:日中
繁殖方法:卵生 営巣:樹穴や他鳥の古巣 一度に雌が産む卵数:10〜11月
抱卵期間:2週間 卵殻色:水色
特記:密漁により野生下では10〜20数羽しかいない絶滅危惧種、施設で繁殖が行われている
■関連ページ
カンムリシロムク(冠白椋)
ズーラシア(2011年3月27日)
上野動物園の鳥(2003年6月29日)
鳥図鑑
鳥
|