ミコアイサ(神子秋沙) は、ユーラシア大陸に生息するカモ目カモ科アイサ属ミコアイサ種の鳥です。
日本へは冬鳥として11月頃飛来し翌年3月頃まで滞留します。
ミコアイサの特徴は、なんと言ってもパンダ目です。
雄は、体の大半が白で、目周囲と冠毛の下、肩羽、胸の2本線、尾が黒、嘴と足、水掻きが灰色をしています。雄は、目の周りが黒く、体が白いことから、パンダガモとも呼ばれます。
雌は、頭上は茶褐色で、目は黒、頬〜首は白、体は灰色、肩羽は黒褐色、尾は長めです。
非繁殖時は集団で生活し、群れで一斉に水中に潜り魚や甲殻類、貝を採餌します。
繁殖は産卵で行います。繁殖期は、5〜7月で、樹の祠に営巣します。
一度に雌が産む卵の数は7個程で、抱卵や育雛は雌が行います。抱卵期間は28日です。
番は、抱卵前に解消されます。
一般名:ミコアイサ(神子秋沙)
学名:Mergus albellus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱カモ目カモ科アイサ属ミコアイサ種
別名:Smew
生息分布:ユーラシア大陸北部(繁殖)、ユーラシア大陸南部(冬季)、
日本へは冬鳥として11月頃飛来し翌3月頃まで滞留 環境:干潟、河口、湖沼の叢
全長:42cm 翌開長:62cm 特徴:パンダ目
色:♂:体の大半が白で、目周囲と冠毛の下、肩羽、胸の2本線、尾は黒、嘴と足、水掻きは灰色
♀:頭上は茶褐色、目は黒、頬〜首は白、体は灰色、肩羽は黒褐色、尾は長め
食べ物:魚、甲殻類、貝等の動物食
集団生活:非繁殖期、小群で生活し、採餌は水中に潜って行なう
繁殖:産卵 繁殖期:5〜7月 営巣:樹祠 一度に雌が産む卵の数:7個
夫婦関係:番は抱卵前に解消 抱卵・育雛:雌 抱卵期間:28日
鳴き声:エルル(♂)、クワッ(♀)
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ミコアイサ(神子秋沙)
多摩動物公園(2010年1月17日)
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