アブラボテ とは、愛知県以西の本州〜九州北部の清流や用水路に生息する
コイ目コイ科アブラボテ属の淡水魚です。
体長は4〜10cm、体形は左右に側扁した長楕円形で体高はやや高い。
体表色は赤茶色っぽい銀白色をしており、名前の由来は体表色が脂っぽいボテ(タナゴの俗称)から来ています。
コイの仲間なので口角に一対の髯があります。
お年頃の時期には
通常は、単独で行動し、甲殻類や水生昆虫、藻類などを捕食する雑食性で、
強い縄張り意識を持っています。
繁殖期になると雄は背〜上半分にかけて暗緑色や褐色〜紫色の婚姻色を発します。
繁殖方法は卵生で行い、産卵期は春〜盛夏で、二枚貝の中に産卵します。
用途は
観賞魚とされることがありますが、環境破壊による減少のため
2007年に準絶滅危惧に指定されました。
一般名:アブラボテ
学名:Tanakia limbata
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱コイ目コイ科アブラボテ属
別名:-
生息分布:愛知県以西の本州〜九州北部 生息環境:清流、用水路
生活型:淡水魚
体長:4〜10cm 体形:左右に側扁した長楕円形 体高:やや高い
体表色:赤茶色っぽい銀白色
名前の由来:体表色が脂のようなボテ(タナゴの俗称)から
髯:口角に一対
社会性:単独行動、縄張り
食性:甲殻類、水生昆虫、藻類などを食べる雑食性
婚姻色:繁殖期の♂ 背〜上半分が暗緑色や褐色〜紫色になる。
繁殖方法:卵生 産卵期:3〜7月 産卵場所:二枚貝の中
用途:観賞魚
備考:2007年に準絶滅危惧に指定
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アブラボテ
東山動物園のめだか館(2013年7月14日)
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