チンアナゴ(狆穴子)とは
チンアナゴ(狆穴子) とは、ウナギ目アナゴ科チンアナゴ属で群れて生活する海水魚てす。
高知県、琉球列島〜インド洋、西部太平洋でサンゴ礁外縁の潮通し良い砂底に身体を半分埋め、
潮の流れて来る方向に顔と身体を向けて流れてくる動物性プランクトンを捕食します。
身体身体は細長く灰色地に多数の黒点があります。成魚には鰓、身体中央、肛門周辺に黒斑があります。
顔が犬のチンに似ているのでその名があります。
危険を感じると素早く穴に潜り、出たり入ったりを繰返します。
似た者同士のニキシアナゴ
同じチンアナゴ亜科なので、チンアナゴ(陳穴子)と、ニシキアナゴ(錦穴子)は似ています。
ニシキアナゴの方が少し小型で、色は金色と白が交互に現れるリング状をしておりカラフルで、目がぱっちりしています。
一般名:チンアナゴ(狆穴子)
、学名:Heteroconger hassi
、別名:Spotted Garden Eel(スポッテド・ガーデン・イール)、Garden Eel(ガーデン・イール)
、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱ウナギ目アナゴ亜目アナゴ科チンアナゴ亜科チンアナゴ属
、分布:伊豆半島、高知県、琉球列島等の日本、インド洋、西部太平洋
環境:サンゴ礁外縁部の潮通し良い砂底
、全長:40cm 体色:灰色地に黒点
、特徴:身体半分が砂の中
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memo
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「にゅい〜ん」 チンアナゴ(狆穴子)静止画 灰色地に黒点の地味な奴です。
すみだ水族館で、2012年7月7日
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手前チンアナゴ、奥の金白帯はニシキアナゴ
チンアナゴとニシキアナゴの群れ
チンアナゴ(狆穴子)
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「ていさつちゅう、偵察中」
チンアナゴ(狆穴子)
箱根園水族館で、2012年6月24日
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