エイラクブカ

【かぎけんWEB】
エイラクブカはメジロザメ目ドチザメ科エイラクブカ属の軟骨魚類です。
別名:スネザメ、Japanese gray shark(ジャパニーズ・グレイ・シャーク)

エイラクブカ頭 エイラクブカ前方より エイラクブカ下顎 エイラクブカ歯 エイラクブカ全身 エイラクブカ2/3 エイラクブカ背中 エイラクブカ計測中 エイラクブカ1m エイラクブカ交接器 エイラクブカ尻尾 ソティーと酢味噌合え エイラクブカ4 エイラクブカ5 エイラクブカ7 エイラクブカ9 エイラクブカ17 エイラクブカ18 エイラクブカ19 エイラクブカ20 エイラクブカ21 エイラクブカ22 エイラクブカ頭 ふかひれスープ

エイラクブカは、メジロザメ目ドチザメ科エイラクブカ属の小型のスマートな体形をした鮫です。 軟骨魚類なので包丁で比較的簡単に骨ごと切れます。浮き袋が無い代わりに、肝油と呼ばれる肝臓内に蓄積した油が浮力を調整する油圧計の役目をしています。肝油の成分はスクアランで美容に良いとされます。 肝臓は重く体重で大きな割合を占めています。

ドチザメ科の仲間には、エイラクブカやシロザメ、ドチザメ、ホシザメがいて、似ています。
見分けるには、 エイラクブカの歯は尖っていること、身体に縞模様がないこと、白い星状斑がないことが特徴となります。
ドチザメの身体には横縞があります。
シロザメの歯は石畳状に平らになっています。
ホシザメの身体には白い星状斑があります。
ドチザメ科のサメは釣った直後に内蔵を出し綺麗に処しておくと嫌なアンモニア臭が感じられず、ふかひれスープや、湯引き、酢味噌和え、唐揚げ、竜田揚げにして美味しく食べられます。蒲鉾や竹輪、ツミレ、さつま揚げなど、おでん種の練り物に使われます。

一般名:エイラクブカ
学名:Hemitriakis japanica
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門軟骨魚類綱メジロザメ目ドチザメ科エイラクブカ属
別名:スネザメ、Japanese gray shark(ジャパニーズ・グレイ・シャーク)
生息分布:銚子以南の南日本〜東シナ海の温帯域 環境:浅い岩礁〜深い海底
体長:120cm 体表色:青(背)、白(腹) 繁殖:胎生 

■関連ページ
エイラクブカ  城ヶ崎釣り(2009年2月7日)  釣りカレンダー  魚図鑑  麹町便り  memo 


口にピアス


エイラクブカ下顎
エイラクブカの顔 (のように見えますが、口元です)
右側には今回仕掛けた金龍鉤グレ(メジナ)金8号が、 左側には正体不明の針らしきものがありました。何でしょう?

エイラクブカ歯
口にピアスのよう
口元に覗く疎に尖った歯列→故に、シロザメではありません。サメの身体で歯だけが硬骨です。

エイラクブカ全身
全身姿
身体に白い星状斑がありません。→故に、ホシザメではありません。

エイラクブカ頭
頭部
「いや〜ん」という感じですが、既に内臓は無く絶命しています。

エイラクブカ前方より
頭部から胴体、尻尾を写した写真
身体に帯状の縞はありません。→故に、ドチザメではありません。

エイラクブカ2/3
腹部

エイラクブカ背中
背中から写した写真

エイラクブカ計測中
エイラクブカを計測中

エイラクブカ1m
ぴったし1mでした。

エイラクブカ交接器
エイラクブカの交接器(♂でした)

エイラクブカ尻尾
エイラクブカの尾鰭

ソティーと酢味噌合え
エイラクブカ調理例1 ソティー(上)、酢味噌合え(下)

ふかひれスープ
エイラクブカ調理例2 ふかひれスープ
城ヶ崎海岸釣りと釣果、2009年2月7日


鮫の竜田揚げ(昨日の釣果)
エイラクブカ調理例3 竜田揚げ(翌日の調理)
美味です。

鮫の酢味噌和え(昨日の釣果)

これも美味、エイラクブカ調理例4 酢味噌和え、ゴーヤー添え(翌日調理)

自宅で、2009年2月7日撮影


サメの伊達巻
後日、伊達巻にされました。
卵とエイラクブカの切り身をすり鉢orミキサーでペースト状にして焼いて簀巻きにします。
城ヶ崎釣り(2009年2月28日)の際にも持参されました。


エイラクブカ若魚4
夜になりエイラクブカの若魚が釣れました。

エイラクブカ50cm
体長50cm

エイラクブカいやいや9
「いやいや」

エイラクブカ〆7
〆られました。

エイラクブカ背側18
エイラクブカ背側

エイラクブカ腹側17
エイラクブカ腹側

エイラクブカ上体アップ22
上体アップ

エイラクブカ腹部アップ21
腹部アップ

エイラクブカ顔アップ19
口元アップ

エイラクブカ口元アップ20
顔アップ

エイラクブカ(鮫)
城ヶ崎海岸、2009年11月28日