フジツボ(富士壺) は、甲殻綱フジツボ亜綱フジツボ亜目フジツボ目フジツボ科の海に生息する固着動物です。
岩場で普通にみかけるので貝かと思われますが甲殻類の一種です。
成体は中央が窪んだ活火山を極小にしたような形で、内湾の岩場や護岸、船、養殖場、原子力発電所など
の海洋構造物に定着し、厄介物扱いをされています。
幼体時は浮遊しており、魚類の餌となっています。
成体になると動物プランクトンを餌とし、魚類や甲殻類などが外敵となります。
一般名:フジツボ(富士壺)
分類名:動物界節足動物門甲殻亜門甲殻綱フジツボ亜綱フジツボ亜目フジツボ目フジツボ科
生活型:固着動物
分布:北海道南西部以南の日本、世界中
環境:内湾の潮間帯−岩場や護岸、船、養殖場、原子力発電所などの海洋構造物
全長:0.5〜2cm 形:活火山を小さくしたような形
色:薄茶色 雌雄同体 餌:動物プランクトン
外敵:魚類(浮遊幼生)、魚類や甲殻類(成体)
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