フサカサゴ(総笠子) とは、同科の
カサゴ(笠子)
と同様、岩場近くの海底でじっとしているカサゴ目フサカサゴ科フサカサゴ属の魚です。
20cm程とさほど大きくない魚で、体色は赤褐色をしており、口と目が大きい。
口と目の後部は水平的にほぼ同じラインにあります。
頭部に棘や骨質の隆起があり触ると痛く、側線にヒラヒラした皮弁があり、
岩などに擬態しています。食性は海老などを食べる肉食性です。
美味しい魚で、煮付けや、塩焼き、唐揚、鍋にして食べると上品な白身で
適度の脂があり美味です。
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フサカサゴ(総笠子)
カサゴ(笠子)
memo(2013年9月29日)
海水魚図鑑
食べ物図鑑
memo
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一般名:フサカサゴ(総笠子)
学名:Scorpaena onaria
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科フサカサゴ属
生息分布:房総半島〜九州の太平洋沿岸、新潟以西の日本海側沿岸
生息環境:やや深い(水深50〜100m)沿岸部岩礁域の砂底
別名:アラカブ、Fire fish(ファイヤーフィッシュ)
全長:20cm 体高:やや高い 口:大きい
体表色:赤褐色 目後縁の位置:顎後縁と同じ
胸鰭の側線:胸鰭上方で急下降
食性:海老などの動物食性
食用の可食:可
料理方法:煮付け、塩焼き、唐揚鍋、味噌汁(アラ使用)など
名前の由来:目の上方に総状の皮質突起があるから
特徴:頭部に棘や骨質の隆起、側線に皮弁がある。 雄の背鰭に黒斑がある
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