別名:シログチ(白愚痴)、黄魚(中国語)、White croaker、Drum
イシモチ(石持) とは、東北以南の日本沿岸やインド洋などの温帯域に生息し、
頭骨内に耳石という大きな石を持つニベ科シログチ属の海水魚です。
通常、関東では、本魚はイシモチと呼ばれますが、
別科の魚にイシモチと呼ばれる魚がいることから、
最近では本魚はシログチ(白愚痴)と呼ばれるようになりました。
産卵は初夏で、魚の旬は春〜初夏です。
身に水分が多いのでおろす際に崩れやすいです。新鮮なものは刺身でも食べられますが、主に蒲鉾など練り物の材料となります。
中国料理で「糖酢全魚」というイシモチ(黄魚)を使った甘酢あんかけ料理があります。
一般名:イシモチ(石持)
学名:Pennahia argentata
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱棘鰭上目スズキ目スズキ亜目ニベ科シログチ属
別名:シログチ(白愚痴)、黄魚(中国語)、White croaker、Drum
分布:東北以南の日本沿岸やインド洋などの温帯域
環境:海底の砂泥
全長:20〜40cm 体形:やや細長く左右に側扁 産卵期:5〜8月(初夏)
名前の由来:体表色が白く、浮き袋から発するググッという音がグチ(愚痴)に聞こえるからシログチ。
内耳にある耳石が堅いのでイシモチ(石持)
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