イトウ(伊当)

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イトウは、サケ目サケ科イトウ属の魚です。
別名:イド、オビラメ(アイヌ語)

イトウ イトウ(伊当)

イトウ(伊当)とは、幻の魚と呼ばれるサケ目サケ科イトウ属の日本最大の淡水魚です。 北海道ニセコの江別川の緩い河川、汽水域に生息し、一時期、降海し沿岸部で生活します。 全長1.5mほどで、体重は45Kg、体形は円筒形で細長く、体高は低い。 体色は、体側が銀箔色地で全体に小黒点が散在し、腹部が白い。 雄は繁殖時に、婚姻色が現れて全体的に赤っぽくなります。 繁殖は産卵で行い、産卵期は春、河川上流に産卵床を数箇所営巣し、1箇所に集中させずに産卵します。 産卵後は、サケなどとは違い生存し、生涯に何度も産卵します。 食性は、稚魚時には水生昆虫食ですが、成魚になると魚食性になります。 食用となる美味な魚ですが、絶滅危惧種なのでキャッチ・アンド・リリースがルールとされます。

一般名:イトウ(伊当、Ito)
学名:Hucho perryi
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱サケ目サケ科イトウ属
別名:イド、オビラメ(アイヌ語)
生息分布:日本では北海道ニセコの江別川、その他、千島列島、サハリン 環境:緩い河川、汽水域、一時期、沿岸部で生活
全長:150cm 体重:45Kg 体形:円筒形で細長 体高:低い  体色:側面は銀箔色地に小黒点が散在、腹部は白(雄の婚姻色は全体が赤っぽくなる)  繁殖方法:産卵 産卵期:4〜5月 産卵場所:河川上流に産卵床を営巣  産卵後:サケなどと違い、生涯に何度も産卵  食性:稚魚は水生昆虫、成魚は魚食性  食の可否:可 食味:美味 調理方法:塩焼き(絶滅危惧種なのでキャッチ・アンド・リリースがルール)  用途:釣り、食用  備考:幻の魚、日本最大の淡水魚、絶滅危惧種

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イトウ
イトウ(伊当)
姫路市立水族館の淡水魚(2016年5月1日)


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イトウ(伊当)
箱根園水族館で、2012年6月24日