マダラトビエイ(斑飛び頴娃) とは、軟骨魚類のトビエイ目トビエイ科マダラトビエイ属のエイです。
黒地〜群青色をした背側の体表には小さな白い水玉模様があり全体に散らばっています。
鳥のような翼状の体盤を上下に動かして泳ぎます。
餌は砂地に潜っている貝や甲殻類、魚類などで、あひる状の吻で穿り出して捕食し、
板状の硬い歯で噛み砕きます。
腹鰭後には毒針があります。天敵は鮫です。
人間を襲うことはありませんが、ジャンプした時にヨットに落下して人が死亡した例があります。
一般名:マダラトビエイ(斑飛び頴娃)
学名:Aetobatus narinari
別名:White-spotted Eagle Ray、Spotted Eagle Ray
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門軟骨魚綱トビエイ目トビエイ科マダラトビエイ属
生息分布:本州中部以南の日本 環境:浅海や珊瑚礁域の表層
全長:100〜200cm 横幅:120cm
体表色:黒地〜群青色に白い水玉模様(背側)、白(腹側)
体形:上下に側扁し左右に平らな翼状の体盤 吻形:アヒルの嘴状
歯:板状で生え変わる
食性:貝類や甲殻類などを捕食する肉食性
天敵:サメ
繁殖方法:卵胎生
備考:吻で砂地に潜っている生物を捕食、腹鰭後に毒針
■関連ページ
マダラトビエイ(斑飛び頴娃)
かごしま水族館(2012年5月3日)
魚図鑑
|