マツカワガレイ(松皮鰈) は、北海道〜茨城県の日本、
千島列島の水深200m以浅の砂泥底に生息するカレイ目カレイ科マツカワ属の大型カレイです。
全長は50〜80cmで雌の方が大きい。
体形は平べったい楕円形で、体高は高い。
体色は有眼側は茶色で、腹側は薄褐色をしています。
背鰭・尻鰭は黄褐色地に細長い色黒帯していて、
この魚を見ると私はエジプトのツタンカーメンなどのマスクを連想してしまいます。
ゴカイ、エビ、貝を捕食する動物食性です。
繁殖は産卵で行い、3〜6月に、浅い海で産卵します。
食用魚で、高級な白身魚として、鰈の中では味は最上級にランクされます。
名前の由来
名前の由来は、皮膚が松の皮に似ていることによります。
■関連ページ
マツカワガレイ(松皮鰈)
サンピアザ水族館(2012年12月24日)
memo(2012年11月20日)
魚図鑑
食べ物図鑑
一般名:マツカワガレイ(松皮鰈)
学名:Verasper moseri Jordan and Gillbert
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門硬骨魚綱カレイ目カレイ科マツカワ属
別名:マツカワ
分布:北海道〜茨城県の日本、千島列島 環境:水深200m以浅の砂泥底
全長:50(♂)〜80(♀)cm
体形:平べったい(上下に側扁する)楕円形 体高:高い
体色:茶(有眼側、背側)、薄褐色(腹側)
背鰭・尻鰭:黄褐色地に細長い色黒帯
食性:ゴカイ、エビ、貝を捕食する動物食性
繁殖方法:産卵 繁殖期(産卵期):3〜6月 産卵場所:浅海域
食用の可否:可(高級な食用魚) 身色:白 味:美味(鰈の中で最上)
調理方法:刺身、寿司、フライ、ムニエル、煮付け、潮汁
備考:皮膚が松の皮に似ていることから松皮とついた。
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