ムラソイ(斑曹以) とは、カサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚です。
頭が大きく、体色は黒っぽく、尾鰭には丸みがあります。胎生魚で春〜初夏に仔魚を産みます。
カサゴに似た魚で、磯釣りで団子を付けて海底を狙うと掛かります。
当たりは、「どよ〜ん」とした感じで、海底に鰓でへばりついているのか、最初は根掛かしたと感じます。
生命力の強い魚で、家に持ち帰っても保存状態の良い場合は翌朝前生きています。
白身魚で味は淡白で、こりこりしており、湯引きにすると皮が柔らかくなり、
ゼラチン質なので美容に良く美味です。
調理方法は、刺身や焼き切り、薄切りにしてしゃぶしゃぶ、卵や内臓は煮付けにして食べます。
ムラソイの種類には、アカブチムラソイ、オウゴンムラソイ、ホシナシムラソイなどがあります。
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一般名:ムラソイ(斑曹以)
学名:Sebastes pachycephalus pachycephalus
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門硬骨魚類綱カサゴ目フサカサゴ科メバル属
生息分布:千葉県小湊以南〜九州の南日本、朝鮮半島の温帯域
生活環境:浅い岩礁域、テトラポット
体長:36cm 体表色:茶色、黒
産卵方法:卵胎生 出産期:春〜初夏 食性:魚を食べる動物食性
食用の可否:可
料理方法:刺身や焼き切り、薄切りにしてしゃぶしゃぶ、卵や内臓は煮付け
■関連ページ
ムラソイ(斑曹以)
城ヶ崎釣り(2012年12月1日)
城ヶ崎釣り(2009年年10月17日)
城ヶ崎釣り(2009年2月7日)
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この時期、グレ(メジナ)を狙っても辛うじて釣れるのはこの魚です。
フサカサゴ科の魚は生命力が旺盛なので、台所のまな板の上でも生きています。
大きな目と大きな顎
しっかりとした胸鰭
丸味のある尾鰭
で、姿造りにされました。
同じく姿造り
姿造りの顔アップ写真
ムラソイ(斑曹以)
ムラソイが釣れました。
時間が経ってもムラソイ君は元気です。
ムラソイの身長測定。あなたは32cmと認定されました。
お腹を捌くと何やら不審なものが、...。
未消化の蟹です。
ソイの胃の中にいた蟹のクローズアップ
「そいで、ソイは煮付けられました。蟹は丁重に葬られました。」
ソイ(食後) 煮ると少し硬くなるようですが、身に弾力があり美味です。
ムラソイ(斑曹以)、城ヶ崎磯釣り、2010年3月13日
ムラソイの釣れた所
ムラソイ 活き デガい!
計測したら36cmありました、上がムラソイ。 下はメジナです。
ムラソイ 顔
ムラソイ 横顔
ムラソイお造り
ムラソイ煮卵と肝臓煮 罪深いですが美味でした。、城ヶ崎海岸釣りと釣果、2009年2月7日
■食べきれなかった分は翌日調理
ムラソイノしゃぶしゃぶ(昨日の釣果) 浅漬け大根添え、これも結構イケルます。
ムラソイが釣れた
もう一匹、ムラソイが釣れました。
この後、午後3時から雨になり、先客の釣り人が皆さん帰ってしまいました。
釣果の調理例−上から、ムラソイの焼き切りと刺身、メジナの焼き切りと刺身
釣り場
ムラソイ
釣果の調理−メジナ刺身(右上)、ムラソイ刺身(右下)、ムラソイ湯引き(左下)
ムラソイの刺身はコリコリしており、湯引きは皮がプルプルしていて美味でした。
2012年1月29日、城ヶ崎海岸釣果
ムラソイが釣れました。
磯上のムラソイ
釣果ムラソイ
でもぉ、ムラソイに竿を折られちゃった。とほほっ
城ヶ崎海岸で、2012年6月23日
釣れムラソイ1匹目
顔
胸鰭
2匹目
3匹目 まだ幼魚のでリリース
持ち帰ったムラソイ2匹
1匹は刺身としゃぶしゃぶに
もう一匹は煮付けに
釣られムラソイ ムラソイは身がコリコリしていて癖が無く、煮崩れもしないので良い魚です。
城ヶ崎釣り、2012年12月1日
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