ネコザメ(猫鮫)とは、ネコザメ目ネコザメ科ネコザメ属の小型のおとなしい鮫です。
北海道以南の沿岸の浅海の岩場や海底に生息します。
容姿
体長は1〜1.2mほどで、ズンドウな身体と丸味を帯びた大きな頭をしています。
体表色は、茶色地に暗色横縞が10本ほど入ります。
眼上隆起と言う、眼上にネコの耳状の隆起があり、名前の由来になっています。
鰭は、背鰭が2基、胸鰭が1対、腹鰭基が1基、臀鰭が1基、尾鰭が1基あります。
背鰭に骨が突き出たような白い棘があります。鰓孔は胸鰭付近に5対あります。
行動
夜行動し、サザエ等の貝類、エビ、カニなどの甲殻類、ウニ等の棘皮動物の殻の硬いものを噛み砕いて捕食します。
繁殖は卵生で行い3〜9月に産卵します。雌が一度に産む卵の数は2個で産卵後、
口に銜え岩場などに移動させます。卵は螺旋状の黒くて堅い殻に保護されて1年ほどで孵化します。
用途
用途は水族館の展示や、家庭のアクアリウムの観賞用とされます。
一般名:ネコザメ(猫鮫)、学名:Heterodontus japonicus、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門軟骨魚綱板鰓亜綱ネコザメ目ネコザメ科ネコザメ属、別名:Japanese bullhead shark、サザエワリ(栄螺割)
、生息分布:北海道以南の沿岸 環境:浅海の岩場や海底、体長:100〜120cm 体形:ズンドウ 頭:丸味を帯びて大きい。、体表色:茶色地に暗色横縞が10本ほど入る。、眼上隆起:眼上にネコの耳状の隆起がある。、鰭数:背鰭2基、胸鰭1対、腹鰭基1基、臀鰭1基、尾鰭1基、鰓孔数:5対、歯:サザエの殻を割るほど丈夫な臼歯状の後歯と、棘状の前歯を持つ。、行動:夜行性、日中は海底等でじっとしている、、食性:サザエ等の貝類、エビ、カニなどの甲殻類、ウニ等の棘皮動物の殻の硬いものを噛み砕いて捕食する動物食性、性格:温厚、繁殖方法:卵生、産卵期:3〜9月(主に:3〜5月)、雌が一度に産む卵数:2個、孵化期間:1年、用途:水族館展示用、家庭のアクアリウム用
■関連ページ
ネコザメ(猫鮫)
寺泊水族館canon(2023年8月11日、金曜日)
箱根園水族館(2012年6月24日)
魚図鑑
麹町便り
memo
|