ネズミフグ(鼠河豚) とは、フグ目ハリセンボン科ハリセンボン属の海水魚です。
世界中の熱帯〜温帯の浅海の岩礁やサンゴ礁に生息します。
腹部を除く全身に小黒点が密に散在し鰭にも見られます。
ハリセンボン(針千本)の仲間なので、
ハリセンボンと似ており、ハリセンボンの中で最大となります。
棘はハリセンボンより短いですが、同じく食用とされます。
ただし、肝臓と卵巣は食用としません。
名前の由来は、フグ目で顔がネズミに似ていることに因みます。
一般名:ネズミフグ(鼠河豚)
学名:Diodon hystrix
別名:Porcupine fish(英名)、イノーアバサー(沖縄名)
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱フグ目ハリセンボン科ハリセンボン属
生息分布:本州以南の日本海沿岸、相模湾以南の太平洋沿岸、世界中の熱帯〜温帯の海
環境:浅海の岩礁、サンゴ礁
全長:70cm 体色:薄灰色に小黒点が密に散在(腹面には黒点無し)
体表面:多数の長い棘 背鰭・尾鰭:小黒点が散在
食性:ウニや甲殻類、貝等底性動物を食べる肉食性
食用の可否:可(肝臓と卵巣は否)
特徴:顔がネズミ似、ハリセンボンの仲間
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ネズミフグ(鼠河豚)
美ら海水族館(2011年8月15日)
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