オトメベラ(乙女倍良、乙女遍羅) は、
西太平洋〜インド洋の浅い珊瑚礁域や岩礁域に生息するスズキ目ベラ科ニシキベラ属の海水魚です。
体形は細長く、左右に側扁し、体高は低い。
虹のように派手な色彩のベラで、体表色は緑色地に赤く細い横縞が多数入り、
顔は青地で目を中心とした濃桃色の放射状模様が目立ちます。
胸鰭色は青地に赤が入ります。
尾鰭の上下葉は青地に赤が入り、中央部は鮮黄色をしています。
食べ物は動物食性です。泳ぎはベラにしては得意です。
ベラ科の仲間には、
オグロベラ属の
オグロベラ(尾黒倍良、尾黒遍羅)、
ササノハベラ属の
アカササノハベラ(赤笹の葉倍良)、
ホシササノハベラ(星笹の葉倍良)、
キュウセン属のキューセン(九仙、求仙)、
ホンベラ(本倍良、本遍羅)、
カンムリベラ属のツユベラ、
ソメワケベラ属のホンソメワケベラ、
ニシキベラ属のオトメベラ(乙女倍良)
がいます。
一般名:オトメベラ(乙女倍良、乙女遍羅)
学名:Thalassoma lunare
別名:Moonwrasse
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門上鰭綱スズキ目ベラ亜目ベラ科ニシキベラ属
生息分布:西太平洋〜インド洋 環境:浅い珊瑚礁域や岩礁域
全長:20〜25cm 体高:低い 体形:細長く、左右に側扁
体表色:緑色地に、赤く細い横縞
顔模様:青地で目を中心に濃桃色の放射状模様
胸鰭色:青地に赤が入る。 尾鰭色:上下葉は青地に赤が入り、中央部は黄色
食性:動物食性
泳ぎ:得意
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