タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご）【かぎけんWEB】

タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご）とは

タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご）とは、アジア東部や台湾から入って来たコイ目コイ科バラタナゴ属の外来種の魚です。 鮒に似ていますがもっと小さく薄っぺらい体形をしています。 薔薇と付くように、雄の婚姻色は赤っぽいです。雌は、銀白色の体色をしています。 ドブガイ類のイシガイ等の淡水ニ枚貝の出水管に、雌が産卵管を入れて貝の鰓に卵を産み付け、雄が貝の入水管の上で精子を放出し、貝が魚の精子を取り込んで貝の鰓の中で受精させます。

タイリクバラタナゴの情報

一般名：タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご） 、学名：Rhodeus ocellatus ocellatus 、別名：Rosy bitterling 、分類名：動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱骨鰾上目コイ目コイ科バラタナゴ属 、原産地：アジア東部、台湾　環境：池沼などの止水域 、分布：日本全国　環境：止水域 、全長：8cm　産卵期：3〜9月　体色：赤っぽい（雄の婚姻色）、銀白色で背鰭に黒紋（雌）　 腹鰭の前縁：白　繁殖：卵胎生　食性：藻類、ミジンコ、小型の水生動物など雑食性　 寿命：2年　外敵：ブラックバスなどの大型魚類

タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご）
アクアマリンいなわしろカワセミ館、2020年8月8日

タイリクバラタナゴ（大陸薔薇たなご）
市川動植物園で、2009年6月13日