ティラピア(Tilapia)【かぎけんWEB】

ティラピア(テラピアとも、Tilapia、学名:Oreochromis niloticus)とはスズキ目カワスズメ科ティラピア属の淡水魚です。ティラピアには種類があるので、本魚はナイルティラピアや学名のオレオクロミス・ニロティカスで呼ばれます。 別名:オレオクロミス・ニロティカス、テラピア、カワスズメ

ティラピア(Tilapia)

ナイルティラピア ナイルティラピア ナイルティラピア
ナイルティラピア、熱川バナナワニ園


ティラピア(Tilapia) ティラピア(Tilapia)
ティラピア(Tilapia)=ティラピアーオレオクロミス・ニロティカス(ナイルティラピア、Nile tilapia、Oreochromis niloticus)




ティラピア(Tilapia)とは

ティラピア(テラピアとも、Tilapia、学名:Oreochromis niloticus)とはスズキ目カワスズメ科ティラピア属の淡水魚です。ティラピアには種類があるので、本魚はナイルティラピアや学名のオレオクロミス・ニロティカスで呼ばれます。
モザンビーク南部、南アフリカ南西部、ザンビアとジンバブエ国境付近のアフリカの:ナイル川原産の外来種です。 生まれたばかりの仔魚を雌親が口内で育てます。
日本では戦後の食糧難時に出回りましたが、その後、真鯛などの海水魚が養殖されるようになり本魚の需要が減少し今では市場に出回っていません。
川魚なので寄生虫がいる可能性が高く刺身など生食好きの日本人にはあわない、汚いどぶ川でも生息する、内蔵が黒く臭いがある、加熱すると黒くなるなどが倦厭の理由です。
白身の食用魚で魚肉は臭みがなく美味なので、加熱主体の東南アジアでは養殖魚の主流として食べられています。

獰猛で繁殖力が高く河川で在来種を脅かすので、外来生物法により要注意外来生物に指定されています。


オレオクロミス属(Oreochromis属、ティラピア)の種類

日本に帰化した3種のティラピアーオレオクロミス・ニロティカス(ナイルティラピア、Nile tilapia、Oreochromis niloticus)、カワスズメ(モザンビークテラピア、Mozambique tilapia、オレオクロミス・モザンビクス、Oreochromis mossambicus)、ジルティラピア(Tilapia zillii)
オレオクロミス・モザンビクス(Oreochromis mossambicus)、オレオクロミス・エスクレンタス(Oreochromis esculentus)オレオクロミス・タンガニカエ(Oreochromis tanganicae)、オレオクロミス・シラヌス(Oreochromis cf shiranus"chilwae")

ティラピア(Tilapia)の情報

一般名:ティラピア(Tilapia)、学名:Oreochromis niloticus 、分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門硬骨魚類綱スズキ目、シクリッド科(カワスズメ科)ティラピア属オレオクロミス・ニロティカス種、別名:ナイルティラピア、オレオクロミス・ニロティカス、テラピア、イズミダイ、チカダイ、原産地:モザンビーク南部、南アフリカ南西部、ザンビアとジンバブエ国境付近のアフリカ、生息分布:ナイル水系、生息環境:淡水、汽水、体長:50〜80 cm、体重:1〜3Kg、食性:雑食、用途:食用(日本では食べない)、観賞魚、注記:要注意外来生物。

■関連ページ
ティラピア(Tilapia)  高千穂峡淡水魚水族館(2011年10月8日)  2021年4月10日(熱川バナナワニ園fuji)  魚図鑑 


●ティラピア(Tilapia)

ティラピア ティラピア ティラピア
ティラピア(Tilapia)2021年4月10日(熱川バナナワニ園fuji)