ヤリタナゴ(槍たなご) とは、コイ目コイ科アブラボテ属ヤリタナゴ種の淡水魚、タナゴの仲間です。
本州〜九州の水の綺麗な中下流域、湖沼、用水路の穏やかな流れで産卵用のニ枚貝が住む場所
に生息します。
全長10cm程で、体形は左右に側扁し、前後に細長く、体高は低い。
体色は緑色がかった銀白色で、産卵期には雄に顕著な婚姻色があらわれますが、
雌の場合は、淡橙色の産卵管があらわれます。
口角に1対の長い口髭があります。
食べ物は、水生小動物や水草などを食べる雑食性です。
水質汚染などで減少しており、レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。
名前の由来は、他のタナゴの体高が高いのに対し、本種は体高が低く、
槍のように尖って見えることによります。
一般名:ヤリタナゴ(槍たなご)
学名:Tanakia lanceolata
別名:Slender bitterling
分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱骨鰾上目コイ目コイ科アブラボテ属ヤリタナゴ種
分布:本州〜九州 環境:中下流域、湖沼、用水路の穏やかな流れで産卵用のニ枚貝が住む場所
に生息
全長:10cm 体形:左右に側扁し前後に細長い 体高:低い
体色:緑色がかった銀白色(雄に顕著な婚姻色があらわれる。雌は淡橙色の産卵管があらわれる)
口角:1対の長い口髭
食性:水生小動物や水草などを食べる雑食性
繁殖方法:産卵 産卵期:3〜8月 産卵場所:二枚貝に産卵
寿命:2〜3年
備考:レッドデータブックの準絶滅危惧種
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ヤリタナゴ(槍たなご)
箱根園水族館(2012年6月24日)
淡水魚図鑑
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