ポンカン(椪柑、凸柑)は、インド原産のミカン目ミカン科ミカン属の柑橘類です。
果梗部(頸部)が凸(突き出て)、果頂部(臀部)が凹(へこんで)おり、ヘタに放射状の溝があります。ポンカンという名前は、原産地インドの都市Poona(ポーナ)と柑橘の柑からの合成語のようです。
果実はミカン程の大きさで、皮は橙色をしており、果肉は多汁で香があり、甘酸っぱく美味しいです。
外皮を剥いて、果肉を包む白い内皮と袋(じょうのう)は柔らかく渋みがないのでそのまま食べられます。ポンカンの収穫は12月に行い、その後、1ヶ月ほど予措(よそう)処理を行ないます。これは皮に含まれる水分の調整を行って腐敗防止に備え、追熟して食べ頃になる時期を待ってから出荷するためです。
日本では、鹿児島、愛媛、熊本、高地、大分など、九州と四国で作られます。
果実が角張って腰高で大玉の高梢(こうしょう)系と、蜜柑のように平べったく小玉で味が濃厚な低梢系の2系統があります。
一般名:ポンカン(椪柑)
、学名:Citrus reticulata
、別名:-
、分類名:植物界被子植物綱双子葉植物綱ミカン目ミカン科ミカン属
、原産地:インド
、分布:日本、中国、東南アジアなど温暖地方で水捌けの良い場所
、樹高:2m 花色:白、紅 果皮色:橙 収穫期:12月 出荷時期:1月
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